正しい施工工程で塗装工事を行わなければ、塗装本来の保護・防水・遮熱などの効果を発揮することができません。アステックペイントタイランドは、長期間にわたり建物を守る、高品質な施工に徹底的にこだわります。
高圧洗浄機を使い、「コケ」、「汚れ」、「古い塗膜」等を除去します。この工程は塗装の中でも最も重要な作業です。洗浄をしっかりと行わずに塗装をすると、いくら良い塗料を使用しても密着性が低下し数年で剥がれ落ちる可能性があります。
タイの施工業者の90%以上は家庭用の高圧洗浄機を使っているといわれています。しかし、長い年月をかけて付着した汚れや古い塗膜を完全に除去するためには、業務用の高性能高圧洗浄機を使う必要があります。アステックでは、世界で認められているアメリカ製グラコ社の高圧洗浄機を導入し、洗浄ひとつにも手を抜きません。
本来は、金属屋根に錆が発生している場合は、下地の錆状態に応じてケレン(下地処理)を行い、全ての錆を除去する必要があります。錆を撤去せずに防錆効果のあるプライマー(下塗剤)を塗布しても、短期で錆が再発しやすくなります。しかしながら、工場の金属屋根という大きな面積となり、手間が膨大になるため、ほぼ全ての業者はこの錆を除去せずにプライマーを塗布しているのが現状です。そこで、アステックではプライマーを塗布する前に、「ラストレイント」という浸透系特殊防錆材を一度塗布し、浸透させ錆を固めることで、錆を除去せずに長期にわたり錆の再発を防ぎます。
「金属からの錆の発生を抑止」及び「上塗り材と下地の密着の向上」を目的として下塗剤を塗布します。軽視されがちな下塗り作業ですが、下塗剤の選定や塗り方によって塗膜の耐久年数や錆の発生は大幅に変わります。弊社では塗布面の素材・劣化状態に合わせて性能の違う下塗り剤を選定して施工を行っています。
漏水している原因の箇所を見つけ出し、可能性のある箇所を完全にシャットアウトする防水処理を行います。錆穴、スカイライト周辺、金属屋根の継ぎ目の反り、フックボルト部など、様々な要因となる箇所に対して、適切な工法と材料で防水処理を行います。
金属屋根の継ぎ目などに対しては、防水補強テープと防水材にて、処理を行い、フックボルトなどに対しては、専用高粘度防水材を使用します。また、一部シーリング材を使うことがありますが、当社では基本ウレタンシーリング材を使用します。
タイでは雨漏りの箇所を埋めるために安価なシリコンシーリングを使用することが一般的となっています。しかし、一度シリコンシーリングにて応急処置をしてしまいますと、その上から塗装や防水が出来なくなり、工事を行う際には高いコストをかけ古いシリコンシーリングを全て除去するか、屋根の交換をしなければなりません。
アステックでは、今後の定期的なメンテナンスを前提として、長期にわたり低コストで工事が出来る工法をご提案致します。
トップコートとして上塗り剤を二度塗布します。品質や機能を発揮させるために上塗り材の希釈度と塗布量を守り、仕上がりにこだわった施工を行います。
塗布量とは、施工面積に対して、塗料メーカーが指定する塗料の使用量です。塗布量が守れなければ、塗料の機能と性能が発揮されることはありません。
アステックペイントでは各現場に専属の施工管理担当をつけ、事前に細かな指示書を作成することで、上塗りの工程に至るまでを管理し、正しい施工を徹底しています。
塗料の塗布量までこだわった塗装管理体制はタイ国内でも随一の品質であると自負しています。
アステックペイントでは工事内容に関して工事完了報告書としてBefore & Afterがわかる完了報告書を提出しています。
建物の全景だけではなく、劣化や問題があった部分をピックアップし、どのように処理したかが写真でわかるようなレポートとなっています。次回のメンテナンス工事の際に有効となる書類となります。
日本の品質をそのまままに、遮熱による省エネや労働環境の改善、防水・防錆・防カビからひび割れ対応まで。外装の専門家として、建物の資産保全の提案を行います。
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